【自宅でできる】内臓脂肪をBMIと腹囲の数値で簡単にチェックしてみよう

自宅でできるダイエットノウハウ

皆さんこんにちは!ひらくまん(@hirakuman)です(^^)/

前回の記事で内臓脂肪と皮下脂肪の見分け方について書きました。

今回は、自分の体にどれくらいの内臓脂肪が付いているかセルフチェックできる方法を紹介します。

もちろん自宅でOKです。

関連記事チェック内臓脂肪と皮下脂肪の違いと、その落とし方について書いた記事です。読んでない方はぜひ一緒に読んでください(^^)/
内臓脂肪と皮下脂肪の違いとは?それぞれの原因と落とし方を徹底解説

必要なのは腹囲(ウエスト)とBMIという数値です。

腹囲はメジャーで測定することができますし、BMIも体重と身長が分かれば計算することができます。

最近お腹が出てきて体型が気になるな、、、

自分の脂肪、どれくらいが内臓脂肪なんだろ、、、

なんて感じている人は、ぜひ一度計算してみてください。

この記事で分かること

  1. 内臓脂肪を確認するのに必要なBMIの計算方法
  2. 内臓脂肪の危険性
  3. 内臓脂肪の量を自宅で確認する方法

内臓脂肪は生活習慣病の原因にもなります

私の体重の約20%は体脂肪でできています。

  • 男性:10~19%
  • 女性:20~29%

が標準的な体脂肪率で、この数字を超えると肥満傾向にあるといえます。

男性の場合ですと体脂肪が

  • 20%~24%で軽度の肥満
  • 25%~29%で中度の肥満
  • 30%以上で重度の肥満

女性の場合は

  • 30%~34%で軽度の肥満
  • 35%~39%で中度の肥満
  • 40%以上で重度の肥満

が一つの目安になります。

もともと女性の方が脂肪の量が多いので性別によって基準が違うのですね。

ただ、ここで覚えておいてほしいのが、体脂肪率は皮下脂肪と内臓脂肪を合わせた数字だということです。

そして、私たちがより健康を意識するのではあれば、内臓脂肪の量を気にする必要があるのです。

内臓脂肪は生活習慣病の元

ひらくまん
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内臓脂肪が増えると体に悪影響を及ぼします。どんな悪影響があるのか、ここで覚えていきましょう。

皮下脂肪は、皮膚のすぐ下につく脂肪で、多くなることで体に与える悪影響は、体重が重くなり膝や腰に負担がかかるくらいです。(もちろん脂肪が増えるてしまう事は生活習慣に問題があるので、そこは改善したいです)

しかし、内臓脂肪の場合は、動脈硬化や血圧の上昇、血糖値の上昇といった生活習慣病の原因になる悪い影響を及ぼすことが分かっています。

そのため「体重が増えた」「体脂肪が増えた」と感じる時、自分の内臓脂肪がどれくらい増えているか、確認すると良いですね。

特に男性の場合は、女性よりも内臓脂肪がつきやすく、多い傾向にあるため注意が必要です。

内臓脂肪が原因で健康を害したくはありませんので、自分自身が内臓脂肪が多いのか、皮下脂肪が多いのかどちらなのか確認する方法を覚えていきましょう。

※現在は、内臓脂肪を計れる体重計も普及していて簡単に計測することもできますが、正確に自分の内臓脂肪が何%あるのかどうかを確認したい方は、医療機関で検査をしてもらう必要があります。

自分が内臓脂肪型の肥満なのか数値でチェックしてみよう

道具を使わずに内臓脂肪型の肥満なのかどうかを調べるには、BMIと腹囲を計測して判断する方法があります。

まずはBMIがどういうものなのか説明しましょう。

BMIとは?

BMIとはBody Mass Indexのことで、今の自分の身長と体重を元に痩せているのか肥満なのかを判断する数値です。

高くなればなるほど肥満傾向になります。

計算に必要なのは「身長」と「体重」だけです。

以下の計算式に自分の体重と身長を当てはめると計算することができます。

BMI=体重(㎏)÷ [ 身長(m)×身長(m)]

「なんだか難しいなぁ、、、」なんて思った人も多いでしょう、、

当サイトではありませんが、BMIを計算できるサイトがあるので、こちら計算してもらいましょう。

自分のBMIを計算する→https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228732

BMIの判断基準について

BMIを計算すると、だいたい20~30の間くらいの数字がでるかと思います。

この数字が肥満を判断するものとなります。

  • 18.5未満:低体重
  • 18.5〜25未満:普通体重
  • 25〜30未満:肥満(1度)
  • 30〜35未満:肥満(2度)
  • 35〜40未満:肥満(3度)
  • 40以上:肥満(4度)

となっております。

25以下であれば問題ないですが、25を超えてくると4段階で肥満度が上がっていきます。

例を見てみましょう

  1. 身長が160㎝で50㎏の方であれば、
    50÷(1.6×1.6)=19.53125となり、普通体重になります。
  2. 身長が160㎝で70㎏の方であれば、
    70÷(1.6×1.6)=27.34375となり、肥満度1

BMIにも欠点があることを知っておこう

ひらくまん
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BMIは手軽に肥満度を測れる便利な計算ですが、場合によって正確性が損なわれるケースもあります。稀なケースですが覚えておきましょう。

BMIの算出の仕方に関して説明しましたが、BMIが25以上の数値になれば単純に肥満になるのかというと、そうではない場合があります。

というのも、BMIの計算に使用するのは「身長」と「体重」だけだからです。

どうしても情報が偏るため、以下のような欠点が挙げられます。

  • 低身長と高身長の方に適していない
  • 筋肉量を加味できない

まず「低身長と高身長の方に適していない」からですが、身長が平均から離れてしまうとBMIの値も本来の目的からかけ離れることになってしまいます。

そのため、低身長と高身長の方にはあまり適していません。

どういうことかというと、低身長の方はBMIの値が低く出てしまう傾向があり、逆に高身長の方はBMIの値が高く出てしまう傾向になるのです。

次に「筋肉量を加味できない」に関してですが、筋肉量の多い人は体重が多くなります。

これは筋肉が重いからです。

ただ、BMIは筋肉量を加味していないため、体重が多いことでBMIの数字が高くなり肥満傾向と判断されることがあるのです。

例えば、同じ身長の人で同じ体重の人がいるとしましょう。

一方はマッチョで、一方はぽっちゃりしている2人がいるとした場合、この2人のBMIの値は同じ数値が出てしまうということになります。

そのため筋肉量の多いマッチョの方は、例え脂肪が付いていなくてもBMIの値から肥満と判断されてしまう可能性があることになります。

内臓脂肪の割合はBMIと腹囲で

ひらくまん
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BMIだけで不確定な部分を腹囲と組み合わせることで正確性が高くなります。どちらも自宅で測定できるものなので簡単に調べることができますね!

そこで、BMIの値に合わせて腹囲を計測することで内臓脂肪型の肥満かどうかを判断します。

医学的に、CTスキャンで体脂肪を計測した時に内臓脂肪の断面積が100㎠を超える場合、腹囲が男性で85㎝以上、女性で90㎝以上あることが多いことが分かっています。

腹囲が男性で85㎝以上、女性で90㎝以上というのはメタボリックシンドロームの基準ですが、この腹囲を超えると内臓脂肪は多くなっていることが分かっているのです。

このウエストとBMIを組み合わせることで、より確実に内臓脂肪が多いのか少ないかを判断することができるわけです。

  • BMIが25より多く、ウエストも85センチ以上(女性なら90センチ)→内臓脂肪が多い肥満
  • BMIが25より少ないがウエストは85センチ以上(女性なら90センチ)→内臓脂肪が増えてきている可能性大
  • BMIが25より多いが、ウエストは85センチ以下(女性なら90センチ)→筋肉量が多いマッチョ方の可能性あり

とこんな感じになります。

まとめ

今回は内臓脂肪型肥満の判断に関してお話してきました。

体脂肪が何%なのかというよりは、健康を害する元となる内臓脂肪を気にしましょうということです。

内臓脂肪型の肥満なのかどうかを判断するには、以下の2つが当てはまる場合を内臓脂肪型肥満であると判断しましょう。

  • BMIの値が25以上
  • 腹囲が男性で85㎝以上、女性で90㎝以上

正確な内臓脂肪の割合を知りたい方は医療機関を受診する必要がありますが、肥満だと自覚している方は今回の簡易的な方法でもいいので、内臓脂肪型肥満なのかどうかを一度調べてみましょう。

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